心が触れ合うとよく言いますが、人の気持ちに触れたり、共感する事は日常生活の中で誰にでもある事だと思います。友達と話をしたり、家族と団欒したりといった日常生活の中にあるささいなありふれたことです。しかし、現実にはそんなことすら阻害されている人達もいます。そこには人間関係のことやご病気のこと、経済上のことなど様々な困難な出来事があります。
私は今、地域包括支援センター(あんしんすこやかセンター)といって地域の相談窓口で勤務しています。地域に出ますとそのような困難な状況に陥った人たちと接することがあります。そういった人たちは大抵誰とも心が通じ合わず、心が閉じこもっている状態です。そんな人達と接していくと、何故そうなったのか、今どんな気持ちでいるのか分かってきます。こちらがわかってくると相手も心を開く、心が触れ合う瞬間があるのです。その時はじめて人は前を向いて歩いていこうという気持ちになります。そういった瞬間に出会えることが他の仕事では味わえないこの仕事のやりがいであり、この仕事についてよかったと思える瞬間です。
私たちの仕事は本当の意味で人と出会える仕事です。そしてその出会いを通じて自分自身も成長ができる、そんな職場だと思っています。